重ねコンクリート壁の家 - 設計実績一覧 - 名古屋市の住宅設計事務所 江川竜之建築スタジオ

重ねコンクリート壁の家

重ねコンクリート壁の家のスケッチ
重ねコンクリート壁の家
愛知県豊橋市
竣工年:2005年/敷地面積:650.30㎡/延床面積:405.97㎡(122.81坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造2階建 前職担当物件
総合コメントイメージ

外周面が長いプラン

平面形状は中庭が食い込んでいるような形状となっています。

外周面を長くすることで、外部からの採光・通風を導き入れやすいプランとしています。

ファサード面は開口のない閉鎖的な印象を与えますが、このプラン形状により、内部空間は明るく、風が通る快適な環境となっています。

重ねコンクリート壁

前面道路は交通量の多い幹線道路で、視線、騒音、排気ガスといった問題を解決する必要がありました。

コンクリート壁を重ねて建てることで、外的環境からの影響を軽減するよう意図しています。

杉板を転写したコンクリート壁、タイル壁、一般的なコンクリート打放し壁と、それぞれの壁により異なる仕上を採用することで、また壁の高さもそれぞれ変化させることで、独特な存在感をもつ外観をつくり出しています。

外観デザインのインスピレーションは、プレインカのチムー文明の遺跡から得ています。

重ねコンクリート壁のイメージ

壁のスキマにあるアプローチ

玄関へのアプローチは壁と壁のスキマに設けています。

一枚目の壁の裏側に回り込むと、先へ進む通路が現れます。

壁のスキマにあるアプローチのイメージ

オリジナルの門扉と表札

奥へと進む前に、防犯の目的を兼ねた門扉を設けています。

ステンレスグレーチングを加工したオリジナルデザインの門扉です。

表札は、ご家族の手形をプリントしたガラス版を壁の中に取り付けています。

郵便ポストは門扉外から投函してもらい、門扉内から取り出すつくりとなっています。

オリジナルの門扉と表札のイメージ

中庭が見える玄関ホール

玄関に入って奥を見ると、外部空間である中庭の一部が見えるよう計画しています。

閉鎖的なファサードを見ながらのアプローチを経ているので、いざ屋内に入った際には、外部空間を感じさせることによる開放感を生み出すよう意図しています。

中庭が見える玄関ホールのイメージ

内外のデザインの繋がり

リビングのテレビを取り付ける壁には、外部にも使用した杉板を転写したコンクリート壁を採用しています。

一般的なコンクリート打放し壁やタイル壁も内部に使用しています。

外部仕上と同じものを内部仕上にも用いることで、全体的なデザインの統一を図っています。

内外のデザインの繋がりのイメージ

アクセントとなる照明器具

クライアントの支給品である個性的なペンダントライトです。

モダンでシンプルな内部空間にアクセントを与えてくれています。

電球が集まっただけの照明器具なのですが、とてもかっこいいですよね。

アクセントとなる照明器具のイメージ

オリジナルの照明デザイン

セラーのボトルを眺めながら、ワインを楽しむことのできるゲストルームです。

シンプルな電球の照明器具を3本用意し、配線部分に針金を沿わせてランダムに曲げ、透明な糸で固定しました。

シンプルな空間の中に存在する有機的な照明器具のバランスが、とてもうまく組み合わさっていると思います。

オリジナルの照明デザインのイメージ

オリジナルのワインセラー

1,000本以上格納できるワインセラーです。

適度な室温、適度な湿度、紫外線の遮蔽を実現したオリジナルのワインセラーです。

オリジナルのワインセラーのイメージ

コンクリート製の本棚

書斎の本棚はコンクリートを打設してつくっています。

どんなに重い本を載せても心配いりません。

コンクリートから本への湿気の伝達を防ぐため、棚表面のみ別仕上としています。

コンクリート製の本棚のイメージ

目地のない全面FRPの浴室

浴室はFRPにて、オリジナルなつくりとしています。

目地が発生しないよう床、壁、天井、浴槽、面台、棚など、全てFRPを何層にも吹き付けて仕上げました。

一繋ぎの目地の無い仕上なので、お掃除楽々です。

床も意外と滑りにくくなっています。

目地のない全面FRPの浴室のイメージ

試し打ちに利用した洗い場の壁

杉板を転写したコンクリートの試し打ちとして、先行してこの洗い場の壁をつくりました。

きれいな木目を表現するため、主に杉板型枠の剥離材の種類を選定することを目的に、数種類の剥離材を塗り分けて試しました。

試し打ちに利用した洗い場の壁のイメージ
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