住宅×事務所 - 設計実績一覧 - 名古屋市の住宅設計事務所 江川竜之建築スタジオ

住宅×事務所

住宅×事務所
名古屋市中村区
工事完了年:2015年/敷地面積:252.46㎡/延床面積:652.40㎡(197.35坪)事務所含む
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建
総合コメントイメージ

古さを払拭しつつ、昔の要素を残す

築数十年経つ老朽化したビルのリノベーションを行いました。

事業で使用していたビルを、1階をオフィスと住宅に、2,3階は全て住宅に転用しています。

ファサードは、全て刷新するのではなく、一部昔の素材を残しました。
各層にある帯状のタイル面がそれにあたります。
昔のタイルをそのまま使い、その上に塗装のみ施しました。

引き続き同じ法人さんのオフィスとして利用されるので、コストを抑えるだけでなく、会社の年輪を刻んだ建物の一部を残すことで、歴史と共に培った愛着まで払拭されないよう願いを込めています。

ビフォー

建設当初より年数がかなり経っており、今回のリノベーションにあたって、まずはいかに古さを払拭できるか、ということを念頭に置きました。

タイル、塗装壁、金属パネル、サッシ、配管類、コンクリート舗装など、ほとんど全ての要素に手を入れることになりました。

古い素材を撤去して新しい素材に置き換える方法、古い素材の上に新しい素材を覆い被せる方法、素材を残し表面のみ塗装する方法、これらを組み合わせて、新しいファサードを構築していきました。

ビフォーのイメージ

アフター 住宅の気配を感じさせない工夫

建物の用途はオフィスと住宅の2種類あるのですが、ファサードのデザインはオフィスメインで計画しています。

引き続き、歴史ある会社のオフィスとして利用されるので、ビジネスのために訪れる取引先に対し、フォーマルな会社の顔を創り出すことを優先し、住宅のプライベート感をなるべく感じさせないよう配慮しています。

1階の奥まったスペースの向かって左側の扉が会社のエントランスドアにあたり、右端のドアが住宅のドアになっています。
お互いのドアの位置をできるだけ離して設けることも有効な手法と言えます。

アフター 住宅の気配を感じさせない工夫のイメージ

オフィスのエントランス

オフィスのエントランスドア前には、会社の銘板を貼っています。

これは既設の建物で長く使用していた年代物を再利用しています。

新しい銘板をつくることも考えましたが、このような生き証人が玄関先で迎えてくれることで、建物が新しくなっても、会社の歴史や深さを再認識させてくれます。

オフィスのエントランスのイメージ

オリジナルアイランドキッチン

住宅のダイニングキッチンエリアですが、今回はノビリアのオリジナルキッチンを採用しています。

ノビリア製品は初めての採用となりますが、清潔感があり、天板が広く使いやすいキッチンとなりました。

アイランドキッチンとしているので、煙や蒸気が吸い込まれ易いよう熱源と排気レンジフードの間にガラスを設置しています。

オリジナルアイランドキッチンのイメージ
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