キャンピングカーのガレージハウス
年末に住宅のプレゼンをさせていただきました。
名古屋市内の物件で、坂道の途中の敷地となります。
比較的サイズの大きいキャンピングカーをビルトインするという条件が、斜線・日影の厳しい用途地域・条例の立地の中で、頭を悩ませました・・・
建蔽率も厳しく、壁面後退もあるので、建築面積も無駄に大きくできない状況の中、平面・断面寸法を無駄なく設定していきました。
プランニングの中でブレイクスルーした瞬間は、シャッター部分の大梁を逆梁とするアイデアを採用した時でした。この方法で、ようやく高さ方向の問題を何とかクリアすることができました。
混構造の採用
ビルトインガレージ部分は、シャッターを建物間口いっぱいに設置したかったので、RC造としています。2,3階は壁量も確保できるので、木造としてコストを抑えています。
最下階をRC造とするこで、車のエンジン音などが、上階の住居部分に伝わりにくいという利点もあります。
概算金額もおうかがいしていたご予算に近いものでしたので、ご検討の余地には入れていただけたのではないでしょうか。
ご用命の可否はしばらく後になるとのことなので、首を長くしてお返事を待ちたいと思います(^^)